しかし、問題は、そう簡単には行きません。なぜなら・・・
私たちは、「モノが増えすぎる構造」のなかで暮らしているからです。
私たちは物質的に豊かになりました。
長持ちする良いモノが、安く大量に手に入るようになりました。
どれも長持ちしますから、そうしたモノたちはどれも「使えるモノ」。捨てる理由は特にありません。
しかも、その一方で、いろんなモノが新たに家に入ってきます。無料で送られてくるモノもどんどん家に入ってくる。だから、モノがどんどん増えてしまうのです。
人類がずっとこうして生きてきたのなら、「モノがどんどん増えていく構造」で、泥沼にハマらずに済んだことでしょう。しかし、私たち人類が豊かになったのは、ここ数十年のこと。
ライフスタイルが新しくなったのですから、暮らし方にも新しい基準、つまり、モノを手放すスキルが必要な時代になったということなのです。それがなければ、私たちは「モノがどんどん増えていく構造」という泥沼で沈んでしまうからです。
そして、そのスキルとして有名になったのが、「断捨離」です。
「断捨離」の最初の書籍が出たのが、2009年。
「断捨離」という言葉は、やましたひでこ個人の登録商標ではあるのですが、いまでは多くの方が「捨てる片づけ術」の代名詞として使っているようです。
それだけ、時代が断捨離を必要としていたということでしょう。
繰り返しになりますが、あなたが片づけられないのは、あなたのせいではありません。ただ、新しい暮らし方を知らなかっただけなのです。