しかし、プロにサポートを依頼する上で大きな障害になるのが、「誰かの助けを借りる」という決断に対して、心の抵抗を感じてしまうことです。
その理由は2つあります。
まず、ひとつ目の理由が「自宅が片づいていない」こと。
部屋が荒れていて、とても人を呼べる状態ではなく部屋にあげるなんてとてもできません。実際、やましたに助けを求めたのに「家が片づいてから来てください」と言ってきた人もいました。そのくらい家に他人を招き入れるのは、精神的にとても負担になりますし大きな決断が必要だということです。
二つ目が、「人に助けを求める」ことに自分自身、許可を出せないこと。
助けを求められないことの弊害はあなたの人生にも及びます。自分以外の視点で自分を見ることがないため、ちょっと角度を変えれば見えるようなことでも盲点となっているので本当の問題や原因に気づけない状態に陥っています。本当の問題が解決しないまま、ずるずると同じことの繰り返しにになり負のスパイラルにはまってしまうのです。
一方、助けを求められる人は、自分だけでは見えなかった視点を持てるので、視界が開け自分では発見できなかった本当の問題や原因が、ハッキリとイメージできるようになります。
何よりも、誰かに頼るという経験は、あなたの心を成長させ、人生を加速させることができます。「人を頼ってはいけない」と思っていたあなたが、「人の助けを借りてもいいんだ」と変わることで心がオープンになります。こうして、心のあり方が変わることで、あなたの人間関係も変わっていくのです。
人との関係が苦手な人は、心を開けない人とも言えます。やましたは思います…人に弱みを見せることも、人を頼れないあなたは心が閉じているので快適な関係が築けなかった…心を閉じているということは、人を信用していないこと。無意識であれ、意図的であれ、人を信用しない人が、人から信用されることはありません。しかし、助けを求めることであなたは人を信用できるようになり、すべてが逆転します。
しかも、あなたが助けを求めるのは「赤の他人」ではありません…なぜなら…